現場ブログ解体工事のお役立ち情報
2024.09.29更新

解体工事の廃棄物処理を徹底ガイド!種類別の適切な処理方法とは?

こんにちは!栃木県宇都宮市の解体工事専門店「まるごと解体プロ」です。
17年間、リフォーム、新築、福祉、飲食業を手掛けてきたリアンコーポレーションが、新たに解体工事専門店をオープンしました。

栃木県で解体工事をお考えの際は、ぜひ「まるごと解体プロ」にお任せください。

 

今回は、解体工事に伴う廃棄物について解説します。
解体工事では多くの廃棄物が発生し、その適正処理は環境保護や法令遵守の観点から非常に重要です。

この記事では、廃棄物の種類やそれぞれの処理方法について詳しく見ていきます。

解体工事で発生する廃棄物の種類

解体工事では、さまざまな種類の廃棄物が発生します。
これらの廃棄物は適切に処理しなければ、環境汚染や健康被害を引き起こす可能性があるため、分類して処理することが求められます。

ここでは、代表的な廃棄物の種類について説明します。

1. コンクリート廃材

コンクリート廃材は、鉄筋コンクリート造や基礎部分の解体で発生する主要な廃棄物の一つです。

コンクリートは再生骨材としてリサイクルされることが多く、道路舗装や新しい建設材料として再利用されることがあります。
これにより、廃棄物を減らし、資源の有効活用につながります。

2. 木材廃材

木造建築の解体では、大量の木材廃材が発生します。
リサイクル可能な木材はチップ化され、燃料や紙の原料として再利用されますが、一部の木材は腐食や損傷によって再利用が困難な場合もあります。

そのような木材は不燃物として焼却処理されることが多いです。
家の解体では、特に木材廃材の割合が高くなります。

3. 金属廃材

鉄骨造やアルミサッシなどから発生する金属廃材は、解体工事において非常にリサイクル価値の高い素材です。
鉄やアルミニウムはリサイクルプロセスを通じて再利用され、新しい金属製品の製造に役立てられます。

これにより、資源の再利用と環境保護の両立が図られます。

4. ガラス・陶器廃材

窓ガラスやタイル、陶器製品の廃材も解体工事で発生します。

これらの素材は再利用が難しいため、通常は粉砕され、特定の処理施設で廃棄されます。

また、一部のガラスは特殊なリサイクル処理を経て、新しいガラス製品に再生されることもありますが、適切な処理が必要です。

5. プラスチック廃材

プラスチック廃材は、PVCパイプや断熱材、建築資材の一部として使用されていることが多く、解体工事で発生します。

プラスチックはリサイクル可能なものもありますが、一部は焼却処分されることがあり、特に有害物質が含まれている場合は、厳重な管理が求められます。
有害なプラスチック廃棄物の処理には、専門的な知識と技術が必要です。

廃棄物の適正処理の重要性

廃棄物の適正な処理は、環境保護だけでなく、法律の遵守や地域住民の安全にも深く関わっています。

ここでは、適正処理の重要性について具体的に説明します。

1. 環境保護の観点

廃棄物を適切に処理することは、環境保護に直結します。
特に、有害物質を含む廃棄物が不適切に処理されると、大気や水質の汚染、土壌汚染を引き起こす可能性があります。

解体工事においても、廃棄物を適正に処理することで、環境への悪影響を最小限に抑え、持続可能な未来へ貢献することが求められます。

2. 法令遵守の重要性

廃棄物処理に関する法律は、日本国内において厳格に規定されています。
特に「廃棄物処理法」や「建設リサイクル法」に基づいて、廃棄物の処理を適切に行うことが求められます。

不適切な処理は法律違反となり、罰則や罰金が科されることがあるため、事業者は法令を厳守する必要があります。

3. リサイクルの推進と資源の有効活用

廃棄物の中にはリサイクル可能なものが多く含まれており、これらを適切に分別して再利用することで、資源の有効活用が進められます。

解体工事で発生する金属や木材、コンクリートなどは、リサイクル可能な資材が多いため、これらを再利用することで廃棄物の削減と資源の循環が実現します。
企業としても、リサイクルを推進することで、環境への責任を果たすことができます。

解体工事での廃棄物処理の流れ

実際の解体工事において、廃棄物はどのように処理されるのでしょうか。

ここでは、一般的な解体工事の廃棄物処理の流れについて説明します。

1. 廃棄物の分別

解体工事が始まる前に、廃棄物の分別が行われます。

コンクリート、木材、金属、ガラス、プラスチックなど、廃棄物の種類ごとに分けられ、リサイクル可能なものとそうでないものに分類されます。
この分別作業が適切に行われることで、リサイクル率が向上し、廃棄物処理の効率も高まります。

2. リサイクル施設への搬出

分別された廃棄物は、それぞれの処理施設に搬出されます。

リサイクル可能な資材は、再生工場で加工され、新たな建設資材や製品として再利用されます。

一方、リサイクルが難しい廃棄物は、適切な処理施設で安全に処分されます。

3. 有害廃棄物の専門処理

アスベストや特定の化学物質を含む廃棄物は、特別な処理が必要です。

これらの有害廃棄物は、専門の処理業者によって厳重に管理され、安全に処理されます。

有害廃棄物の不適切な処理は、健康被害や環境汚染を引き起こすため、法令に従った処理が重要です。

まとめ

今回は、解体工事に伴う廃棄物の種類とその処理方法について解説しました。

廃棄物の適正処理は、環境保護や法令遵守の観点から非常に重要であり、リサイクルの推進と有害廃棄物の管理が不可欠です。
解体工事を検討されている方は、廃棄物処理の重要性を理解し、安全で環境に優しい解体工事を依頼することが大切です。

「まるごと解体プロ」では、解体工事に関するご相談を随時受け付けております。

お客様のニーズに合わせた最適な解体計画をご提案いたしますので、ぜひご相談ください。

また、不動産事業も展開しているリアンコーポレーションが運営しているため、解体後の土地活用や相続手続きに関するサポートも可能です。



栃木県で解体工事をするならまるごと解体プロへご相談を!

お客様に寄り添い、最適なご提案をいたします。

解体後の土地活用や売買についてもぜひご相談ください!
お問合せはお電話・お問合せフォームからお気軽にご連絡ください。

人気記事RANKING

最新記事RECENT BLOG

SERVICE FLOW

解体の流れ

  1. お問い合わせ

    お問い合わせ

    家屋解体や解体工事のご依頼は、まるごと解体プロのお問い合わせフォームや、電話番号からお気軽にご連絡ください。

  2. 現地調査

    現地調査

    まるごと解体プロが実際に解体をご希望されている建物へご訪問し、状況をみて実際に用いる解体手法などを確認させていただきます。

  3. お見積提出

    お見積提出

    現地調査で確認した解体をご希望されている現場の状況から、実際解体を行うとどれくらいの解体費用が発生するかを計算し、ご提出させていただきます。

  4. ご契約

    ご契約

    解体費用や解体手法、また解体にかかるお時間などをお客様にご確認いただき、実際に解体を行うかどうかをお客様に判断していただき、ご契約いたします。

  5. 建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法の届出

    建設リサイクル法とは、端的にいうと廃材の適当な処理や再資源化を促すための法律です。解体工事を行う場合必ず必要な届け出となります。まるごと解体プロではこういった手続きもサポートさせていただきます。

  6. 解体工事着工

    解体工事着工

    荒天など不測のトラブルがない限りは解体工期を必ずお守りして解体いたします。 トラブルが起きた場合は直ちにまるごと解体プロからご連絡をさせていただきます。

  7. 解体工事完工

    解体工事完工

    まるごと解体プロは解体工期にこだわります。無理のない解体計画を組んでいるので、安全第一の解体工期を行いつつ、不測の事態さえなければ解体工期通りに完工致します。

  8. ご確認・引き渡し

    ご確認・引き渡し

    お客様に実際に解体後の現場を確認していただき、ご納得いただければ土地を引き渡し致します。 この時には、まるごと解体プロに家屋解体・解体工事を頼んでよかったと思っていただけるでしょう。 

SERVICE AREA

なぜ栃木県に絞っているの?

施工エリア
栃木県
施工エリアマップ

多くの解体会社は拠点から車で片道1時間以上かかる地域まで営業エリアにして施工をしています。ですが、片道で1時間もかかってしまうと、もしも現場で“何かあった時”担当者が現場に向かうのも1時間という長い時間がかかります。また、解体工事の場合基本的に距離が長くなればなるほど、費用は高くなります。トラックが長く走る分だけ費用が上がります。

"もしも"の時、担当者がすぐに駆け付けられる距離というのは安心感がありますよね。

また、施工エリアを拠点の近くに絞ることで、毎日お伺いすることができます。毎日の進捗状況を見て、毎日お客様にお会いすることで、すべてのお客様に安心感をもっていただくことができるのです。

私たちの工事はすべてのお客様に『笑顔』と『安心』を届けることが第一ですので、施工エリアを栃木県に絞り、ご対応させていただいております。